レイクスの超希少価値の ”スチールボネット”

レイクス蒸留所の話題が続きます。ブログで紹介するにあたり、泥縄でウイスキーについて勉強中の筆者。ピーターラビットで有名な湖水地方・・・くらいしかイメージがわかず四苦八苦しておりますが、またまた意識せずに希少価値の品を出荷していると知り、慌てております。

その名も ”スチールボネット” 名前の由来は13~17世紀のイングランドスコットランドの戦争で、どちらの国に属することなく、ただ家族や血縁を守るために戦った国境付近(ボーダー) にいた人々からきているそうです。どの国にも属さず自らのために戦った誇り高く勇敢な騎馬戦闘集団である彼らが身に着けた鉄の兜こそ ”スチールボネット” だったのです。

現在雄山にあるのは、イングランドスコットランドモルト原酒をブレンドした世界初の ”ブリティッシュブレンデッドモルトウイスキー” であり、しかも貴重な ”ファーストフィル” です。樽はバーボン、オロロンシェリー、ポート等様々に用いられていたそうです。どんな風味が加わっているのか、筆者の乏しい知識と小さいアタマでは想像もつきませんが、グラス片手にいろいろと空想すると楽しそうです。

クリーミーなバニラの香りと麦ジュース、べっこう飴のような香りに心地よいスモーキーさが相まって、ユニークで変化に富み国境を越えてどこにも属さない人々の精神が宿る象徴的なウイスキーとなっている・・・とのこと。これこそまさにブリティッシュモルト。ケースも素敵ですね。

   f:id:oyama-syokuhin:20190412152511j:plain いかにも滑らかで品があり、瓶のデザインも美しいです。

https://www.lakesdistillery.com/

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