スーパーキッズ・オーケストラ

今年も雄山が協賛している『佐渡 裕とスーパーキッズ・オーケストラ(SKO)』の定期演奏会が、去る9月1日、2日、兵庫県立芸術文化センターにて開かれました。2003年から活動開始し、すでに定期演奏会も15回目を迎えます。

今年は新メンバーの年齢が中学生、高校生と高かったためか、いつもならステージ上で椅子に座るのに足がつかない小学3、4年生の姿が見られるのですが、今年の最年少は小学6年生だったそうです。今年は長野出身の新メンバーが加わり、そして卒業生の賛助出演、イギリスからの帰国組も含めバラエティーに富んだメンバーでした。

定期演奏会のプログラム1曲目と最後の曲は毎年同じ曲を演奏します。2018年の音は、いつにも増して深みと幅がある音に聴こえました。

昨年佐渡監督が特別に選んで演奏した曲がありました。バッハの”シャコンヌ”。大曲であり難曲だそうです。若くして亡くなった卒業生への鎮魂歌として一部演奏されました。今年は全曲演奏。メンバーの渾身の仕上がりを聴いて下さい・・・との言葉どおり、すばらしい演奏でした。

すべてのメンバーが卒業して音楽の道に進むわけではないですが、東北、熊本などの被災地を回って演奏する等、メンバーは貴重な体験を通して人間として成長していくんだなぁと改めて感動しました。

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